週末クッキングの読者からリクエストというか命令だ。「３０分でできる美味しいイタリアン・レシピを掲載しろ」

　暇人姫丸様とは違って、多くの人は昼間会社で働き、くたくたになって帰ってきて夕食を作るのだ。コンビニ弁当の夕食ではあんまりだし、すぐ出来上がるからといって、美味しくないものは食べたくない。しかも安くないといけない。姫丸様と違って貧乏だからだ。

　しかし、美味しいイタリアンを３０分というのは難しい。煮込むだけでも少なくとも３０分は必要だ。

　そこで、前提条件は、主皿だけを３０分で。あとは日本人なんだから、炊飯器のタイマーで仕掛けたご飯がある。味噌汁・スープなどの汁物は、豆腐とわかめを　出しの素　で炊いて味噌を溶かしてつくるとか、インスタントでお湯に溶かせばいいとか、漬物は市販の、サラダは生野菜に市販あるいは作り置きのドレッシングをかけただけとかで準備ができているとした。

常備野菜

　たまねぎ、にんじん、ジャガイモ、にんにく、しょうが、パセリ（もたないので乾燥したのでもいい）

常備調味料・香料

　塩、胡椒、オリーブ油（エクストラ・バージンも別途あったほうがいい）

　顆粒あるいは固形コンソメスープの素

　オレガノ、セージ、ローズマリー、タイム、ナツメッグ、赤唐辛子（輪切りとか千切りにして乾燥させたもの）、
　パプリカ、

常備ソース

　トマトソース：これが重要で、休日に作って、１回分を瓶やポリ袋に小分けして冷凍しておく。解凍、冷凍を繰り返してもかまわないから少し大目に小分けしておく。このソースと香料があれば、なんでもイタリアンになっちゃうのだ。極端なことを言えば、トマトソースとオレガノがあればなんでもイタリアンになっちゃう。たとえば、電子レンジで暖めた豆腐にオレガノを混ぜて暖めたトマトソースをかければイタリアン湯豆腐になっちゃうのだ。

　これだけ、そろえておけば、以下の分類に従ったイタリアンができるのだ。まだ実際に作成していないのがあるので、その場合は写真や、主な材料の価格、調理時間が書いてない。実際に作成したらこれらの数値を写真と共に書き加えていく。

　上記の常備品のほかに、レシピにある食材、サラダの材料などを週末にまとめて、あるいは会社から帰ってくるときのスーパーの安売り時間帯に購入すればいい。肉類は冷凍しておけばいい。

肉料理

　牛肉煮込み・ポレンタ添え　悪魔の足（鶏）　鶏のカッチャトーラ　豚肉のピッツア風

海鮮料理

　サーモン・ソテー　海鮮トマトソース

パスタ（これはメインディッシュにならないかもしれない、ソースが３０分では無理なのもある）

娼婦のパスタその２

　スパゲッテイミートソース　柚子胡椒豚スパゲッティ　残り物スパゲッティ　ベーコンスパゲッティ

　Sea Food Spagetti　Dressed Crab Spaghetti　スパゲッティ・ガスパッチョ　きのこスパゲッティ

　娼婦のパスタ　スパゲッティ・ボンゴレ　イタリア風冷やし中華　Pesto Genovese　納豆スパゲッティ

　貧乏人の夕食　しゃけスパ　からすみスパゲッティ　Spaghettiｖongore with ｔomato ｓauce

　Spaghetti oxtail　stew　Spagetti Anguilla