台所の電球1つが切れた。東芝のネオボールZ ミニクリプトン電球EFD15ED/13-E17というやつだ。調べると寿命は8000時間だ。
この新築コオペアパート(マンションというのがはずかしいので)を購入し、入居したのが2009年3月だから、2年と10ヶ月だ。790日位だ。800日として8000時間を割ると1日10時間点灯していたことになる。しかし、そんなに点灯していない。平日だと朝1時間、夜4時間だろう。休日で、10時間かな。寿命が短いはずれ電球というのではなく、ま、3年が寿命ということなんだろ。
他の電球型蛍光灯も見ると、根元に黒い帯状のものが沈着している、寿命に近ずいた蛍光灯の証拠だ。
盛んに宣伝しているLED電球に交換する時期だ。電球型蛍光灯とLED電球の経費の比較をしてみた。電球型蛍光灯(ミニクリプトン電球EFD15ED/13-E17、13W)が700円、LED電球(パナソニックLDA6DHE17BH、6.0W)が2980円とした。普通の電球(パナソニック、L100V60W、60W)102円も参考にした。寿命は1日10時間として、蛍光灯が3年、LED電球が10年、白熱電球が2000時間≒6ヶ月とした。電気代は 1ワット、一日10時間で5円/月とする。
電球型蛍光灯とLED電球の価格差は4倍程度あるが、電気代とを考えると、この初期値の差は4年間の3年後の電球交換と電気代でちゃらになる。10年間で総経費は6割近くなる。それほど劇的に安くなるというわけではない。今後、電球型蛍光灯の価格の低下はあまり期待できないが、まだまだ開発途上にあるLED電球の価格の低下は期待できる。LED電球の価格が下がると、グラフの青い線は下にずれることになるので、より早く蛍光灯との経費が逆転することになる。つまり電球型蛍光灯をLED電球に交換するのは、電球が切れたときだ。まだ使える電球を今すぐ交換するのは、LED電球の価格が下がるだろうから、あまり得策ではない。価格が半額になったらすぐ交換したほうがいい。
白熱電球は1年で初期値の差による総経費は逆転する。したがって、白熱電球は、すぐにでもLED電球に交換したほうがいい。価格が安いから、まだ使える電球を捨てても惜しくはないだろう。電球の数が多くて、LED電球への初期投資が高くなってしまうというのなら、電球型蛍光灯にすぐ変えるべきだ。3ヶ月で逆転するからだ。あるいは借家で引っ越しが予想されるという場合は。LED電球でなく白熱電球は電球型蛍光灯にすぐにでも変更すべきだ。引っ越し先の照明装置がどうなっているかわからないから、寿命が切れていない電球型蛍光灯が照明器具の関係で使えないとなって、捨てることになってしまっても惜しくない。
というわけで、LED電球を購入したわけだ。今回切れた電球の口金はE17というやつで、小さい電球である。交換を試みた。ソケットの向きは水平に近い斜めになっているので、ダウンライト斜め取り付け用という発光部が斜めになっている電球を購入した。
ダウンライトには反射板となる釣鐘型になっている金属の側面に大きな穴があり、ソケットにアプローチできるようになっている。この穴が大きく電球が小さいので、取り付けるときに手がすべって、天井裏に電球がころがっていってしまった。手を天井裏に突っ込むことができず電球に届かない。悪戦苦闘して、ダウンライトを天井から外し、手をつっこんで取り出した。
ダウンライト(ケース)の天井に取り付け方法だ。
これがダウンライトでソケットとソケット支持金具、3本の足と中に釣鐘型の反射板、化粧板(リング)からでできている。
はずすときは、この金具を釣鐘の上の方(この写真の左の方)にずらし、外側から押し付けると、ばねになっていて、ばねがスリットから内側に入り込み、足に密着する。これで天井の穴から抜き出すことができる。取り付けるときは、この金具3つをすべて外側から中に押し付けて、天井の穴に突っ込み、この金具を外側に押して、下げる(この写真の右の方へ移動させる)と、この金具が外側に開き、天井の板に固定されるわけだ。
どうやって取り付けてあるかがわかっていると、天井裏になにかを配線するとき役に立つ。何を配線するかは別だが。
口金の小さい電球は当然ながら口金から発光部までの距離が短い。そんなの気がつかなかったので、電球だけを購入し取り付けたら、発光部が奥に入ってしまい、光りの一部しか下に出ない。天井裏を照らすことになった。延長ソケットがないとだめなのに気がついた。今日また延長ソケットを買いにいくはめになった。しかし近所の電気屋ではなかったのだ。延長ソケットをネット経由で手に入れて取り付けた写真が以下だ。2ケで420円。送料が525円と送料のほうが高くついた。
E17のLED電球をそのまま取り付けると、口金から発光部までの長さが短いので発光部が釣鐘の中心にこない。
反射板である釣鐘型のドームをつけないで電球をソケットに差し込んだ場合。
延長ソケット(写真の黒い部分)を間に挟むと発光部が中心におさまる。
ダウンライトを天井に戻し、釣鐘型の反射ドームを取り付け、電球を取り付けた。発光部がほぼ中心に収まった。
LED電球へのとりかえってこんなに面倒なの?
あほか
ねじって、はずして、ねじって取り付ければいいんだよ。よく読め。