姫丸百人一首
姫丸百人一首
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元歌(元歌の解説はこちら)
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解説
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1 | 小平の 黒壁庵の 苫をあらみ わが衣出は 灰にまみれし |
秋の田の 仮庵の伊庵の 苫をあらみ わが衣出は 露に濡れつつ 天智天皇 |
小平の姫様の黒塀豪邸は、姫一人しか居らず、寂しいものです。姫様のひとり吸うタバコの灰で衣も汚れる一方です。061015 |
2 | 春過ぎて 夏来にけらし クーラーの 使いすぎにて 請求の山 |
春過ぎて 夏来にけらし 白砂の
衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇 |
はい。そのままです。暑い、寒いには我慢がならないのです。電気代なんか「気にしない」のだそうで。061015 |
3 | あしびきの 吸殻山の 大きさは 負けが続きし 東風か |
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む 柿本人麻呂 |
「あしびき」は山にかかる枕詞です。吸殻の山を見ると、また東風荘で負け続けだったのでしょうか。061015 |
4 | 居間机 眺めてみれば 灰皿の 煙草の高嶺に 灰は降りつつ |
田子の浦に うち出でてみれば 白砂の 富士の高嶺に 雪は降りつつ 山部赤人 |
たまには、灰皿を掃除すべきです。061015 |
5 | 終盤に 捨牌ふみわけ 姫がロン 声聞く時ぞ チョンボ悲しき |
奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき 猿丸太夫 |
終盤になると、自分の捨てた牌もわからなくなっちゃうのです。061013 |
6 | パソコンの 隣に置ける 灰皿の 灰山みれば 夜ぞふけにける |
かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きをみれば 夜ぞふけにける 中納言家持 |
タバコの吸い過ぎは健康によろしくありません。特にポンコツ心臓の持ち主には。061015 |
7 | 天井を ふりさけ見れば 東風荘 かつての役満 思い出しつつ |
天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でしつきかも 安倍仲麿 |
また、東風荘では負け続きです。かつては役満で逆転したこともあったのに、と天井をながめて、嘆いています。061015 |
8 | 姫庵は 都の酉に 妖怪ぞすむ 世は魔の山と 人はいふなり |
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうじ山と 人はいふなり 喜撰法師 |
姫様の御殿は東京にあると、姫様は主張しますが、小笠原も東京だと主張することと同じです。妖怪御殿ですからね。近づき難い所ですな。061015 |
9 | 馬鹿つきは うつりにけりな いたずらに 我が強欲に あきれはてつつ |
花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに 小野小町 |
強欲に突き進んでいるうちに、運は、空しく、通り過ぎてしまった。自分でも、その強欲にはあきれはてたものだと思うこのごろ。061014 |
10 | これやこの 振るも降りるも 迷わずに 結果は神のみ 悪運の関 |
これやこの 行くも帰るも 別れては 知るも知らぬも 逢坂の関 蝉丸 |
はい。聴牌なら迷うことなく、誰が立直でも、捨てます。運だけ、神頼みですから。悪運だけしかないのです。関を通り抜ける算段など考えません。061015 |
11 | 9万単騎 リーチかけて チョンボ空聴 人には告げよ みの前字ぬけ |
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと 人には告げよ 海女の釣船 参議篁 |
さんまで全員の第一打牌は9萬です。にもかかわらず9萬単騎で聴牌し、リーチをかけたのであります。みの前の文字がぬけていると、お馬鹿娘にすら馬鹿にされているこの頃であります。061230 |
12 | 天つ風 運の通い路 吹き閉じよ 自業自得姿 しばしとどめむ |
天つ風 雲の通い路 吹き閉じよ をとめの姿 しばしとどめむ 僧正遍昭 |
東風では運だけ、しばしば自業自得の穴に落ち込みます。061012 |
13 | 筑波嶺の 我が子を頼り 来たものの 一人置かれて 淵となりぬる |
筑波嶺の 嶺より落つる 男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる 陽成院 |
筑波に住むというお馬鹿娘を頼りに来たのはいいけれども、無視され、ひとり寂しく泥沼の沈殿物となったのでありました。061015 |
14 | 毎月の 家計簿赤字 姫ゆえに 乱れそめにし 浪費とまらず |
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆえに 乱れそめにし われならなくに 河原左大臣 |
毎週末は楽しみの買い物、宴会(会議だと本人は主張していますが)です。先日も御殿場まで買い物に...赤字ですが、浪費が止まりません。061017 |
15 | 君がため お馬鹿娘に 干渉し 虐待まさる スポイル行為 |
君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇 |
:あなたのためよ といいつつお馬鹿娘をスポイルするのは、ボランティアと称するなんとか虐待反対運動より悪質な行為なのであります。061230 |
16 | たち話し 箱根の山の アウトレット あるとし聞かば 今買いに行く |
たち別れ いなばの山の 峰に生える まつとし聞かば 今帰り来む 中納言行平 |
箱根の御殿場にアウトレットの店があります。隣の奥さんに行こうと誘われると、行かないわけがありません。浪費はまた止まらないのです。061019 |
17 | ちはやぶる 神代も聞かず 姫丸の 袖を若者の 血でくくるとは |
ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれないに 水くくるとは 在原業平朝臣 |
神の代でも聞いたことがない、姫丸は若者の生き血をすって、そのこぼれた血が姫の袖を赤く染めているとは。しかし、最近は唯とかメリットとか東北などは懲りてしまって姫には近寄りません。飢えています。若者は十分な注意が必要です。061222 |
18 | 住の江の 岸による波 よる奇人 姫の夜鷹路 人めよくらむ |
住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通い路 人めよくらむ 藤原敏行朝臣 |
住の江(大阪住吉)の岸には常に波が寄せているのですが、小平の姫家に寄るのは奇人だけで、しかも、姫家の前の夜鷹通りでは人目を「よくらむ」=避けて歩くのであります。そりゃそうでしょ。妖怪の家を訪れるのは奇人変人だけで、人目を避けなければ後ろ指をさされますからね。061111 |
19 | 難波潟 みじかき芦の ふしの間も 宴会なき間 より長いとは |
難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや 伊勢 |
姫様の大好きな年末、忘年会シーズンです。それにしても難波(大阪)の潟に生える芦の節の間隔の短さにくらべても、宴会の間隔の短さには、おそれいることであります。061205 |
20 | わびぬれば 今はた同じ 東風荘 みをつくしても らす~♪は変わらず |
わびぬれば 今はた同じ 難波なる みをつくしても 逢はむとぞ思ふ 元良親王 |
どうしたらいいのか行きずまったのだから、今はもう同じことだ。東風荘では、身を尽くして考えたって考えないのと同じでらす~♪になるのに変わりがあるわけじゃない。とわりきっているのであります。ご立派な理念の持ち主であります。061210 |
21 | 今出ると 思いしばかりに 初字牌 捨てる強欲 らす~♪に転落 |
今来むと 言いしばかりに 長月の 有明の月を 待ち出でつるかな 素性法師 |
終盤です。聴牌です。場に1度も出ていない字牌を自摸りました。どうするでしょ。捨てますね。強欲ですからな。らす~♪になるのは当然ですな。061019 |
22 | 吹かすゆえ 世の草木の しをるれば むべ姫丸を 妖怪といふらむ |
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐といふらむ 文屋康秀 |
タバコをふかすたびに、命ある草木はすべてしおれてしまうので なるほど(むべ) 姫丸を 妖怪というのであろう。061018 |
23 | 月みれば 枝に突っ込み 悲しけれ 高慢ちきの 鼻の傷かな |
月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 大江千里 |
月夜です。ボケーっと歩いていて、木の枝に突っ込みました。おかげで自慢の高い鼻は傷だらけ。 ミミズ腫れ。(himemaru) 不条理だわ (ノ_・。)グスッだって。自分から突っ込んでおきながら不条理とは、さすが自己中。姫様の歩く方向にはなにも障害物があってはならないようで。061209 |
24 | このたびは 手持ち現金 無いゆえに カードで済ます 神のまにまに |
このたびは ぬさもとりあえず 手向山 紅葉の錦 神のまにまに 菅家 |
家計簿には、月末に銀行からおろした現金の支出しか記載しないので、カードによる現金でない浪費は記載されないという都合の良い神様のご意向通りの浪費が繰り返されるのであります。061230 |
25 | 名にしおはば 夜鷹の道の 妖怪は 強欲つのり また飛ぶはめに |
名にしおはば 逢坂山の さねかずら 人にしられで くるよしもがな 三条右大臣 |
小平の夜鷹通りに住む姫丸という妖怪は、強欲因業吝嗇で有名です。鷹が飛ぶように東風荘では強欲故の自業自得でまたもや飛ぶ羽目に陥るのです。鷹が飛ぶに掛けています。061215 |
26 | 東風荘 山あと少し 心あらば 今ひとたびの 自摸を待たなむ |
小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 貞信公 |
字牌の双ボ待ちでは、フォークは振ってくれません。残りの山もあと少し。つもらないかなぁ。061104 |
27 | 武蔵野の わきて流るる しょぼい川 いつとぎれるか 強欲の心 |
みかの原 わきて流るる 泉川 いつ見きとてか 恋しかるらむ 中納言兼輔 |
武蔵野に流れているしょぼい小さな川(=小川町;姫丸様の庵のあるところです)は住宅開発で、途切れ途切れ。いつ止まってもおかしくありません。姫様の強欲もこの小川のように、いつかは止まるのかなぁ?止まるわけがないでしょ。061215 |
28 | 姫家は 冬ぞさびしさ まさりける 妖怪一人 草木もかれぬ |
山里は 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思えば 源宗于朝臣 |
姫様の家は、冬は特に寂しさがまさるものです。人もたずねて来ないし、妖怪一人だけでは 草木もかれてしまうのであります。061113 |
29 | 心あてに 夜な夜な作る 秋雨に 濡れてしょぼくれ オレンジリボン |
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどわせる 白菊の花 凡河内躬恒 |
こころあて=あてずっぽに、 毎晩内職で作った大量の、なんとか虐待反対キャンペーンのためのオレンジリボンですが、このリボンを付けてデモした当日は、秋雨でしょぼくれてしまいましたよ。前の日、翌日は見事な晴天です。その原因は、勿論、姫様の日ごろの行いにありますが、反省なんかしていません。061112 |
30 | 有明の つれなく見えし 買い物より カードの明細 憂きものはなし |
有明の つれなく見えし 別れより あかつきばかり 憂きものはなし 壬生忠岑 |
現金での浪費をしたときは夜明けの空に、有明の月がつれなくのこっていました。しかしもっと嘆かわしいのは月末にくるカードによる浪費の結果の書類であります。が、反省は全くなく翌月も浪費は続くのであります。061230 |
31 | 朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 姫の居間に ふれる灰燼 |
朝ぼらけ 有明の月と みるまでに 吉野の里に ふれる白雪 坂上是則 |
夜がほのかに明るくなって、有明の月かと思うほど 姫丸居間に舞い散るタバコの灰であるよ。061020 |
32 | 小平に 姫のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 離散家族に |
山川に 風のかけたる しがらみは 流れもあへぬ 紅葉なりけり 春道列樹 |
「しがらみ」とは柵のことです。姫様は引き止めるよう努めたのですが、「流れをあへぬ」=止めることができず、旦那も二人の子供も、すべて家を出てしまいました。寂しく一人残され嘆いているのであります。061024 |
33 | ひさかたの 光のどけき 春の日に 心乱れて 東風に散る |
ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心なく 花の散るらむ 紀友則 |
ひさかたの は枕詞です。家の外はのどかな春の日差しがさしていますが、東風荘の姫の心はぎらぎらとした邪心のみで、その結果またもやらす~♪になったのであります。これを自業自得といいます。061021 |
34 | 誰なのか 初心者ゆえに 幸運の トップなりしも すぐに陥落 |
誰をかも知る人にせむ 高砂の 松も昔も 友ならなくに 藤原興風 |
誰だか知らない初心者のおかげでトップになっても、すぐに らす~♪になってしまいます。運頼みだからです。061014 |
35 | 人はいさ 心も知らず 東風荘 妖怪姫は 血ににほひける |
人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける 紀貫之 |
他の普通の人の思いは分かりませんが、妖怪である姫丸様は、東風荘で初心者である若者の生き血のにおいを嗅ぎ、その血を吸ってRを上げているのであります。061114 |
36 | 夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 紫雲のいずこ 点棒やどらむ |
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいずこに 月やどるらむ 清原深養父 |
まだ宵だとおもっているうちに、もう明けてしまった。 こんなに早く夜が明けたのでは点棒は煙草の雲のどこに隠れてしまったのであろうか?とらす~♪は続くのであります。061230 |
37 | 姫が来て 風の吹きしく 秋の野は リボン付けたる 衆ぞ散りける |
白露に 風の吹きしく 秋の野は つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける 文屋朝康 |
ボランティアと称してリボンを夜な夜な大量につくって配布し、集会を開催したのはいいのですが、秋の冷たい風と 姫丸様の存在は、紐を通してつなぎとめていない真珠のように、集まった人々を散開させてしまったのであります。061103 |
38 | 忘れらるる 身をば心配し 宴会は 仕切り命の 八面六臂 |
忘れらるる 身をば思わず 誓いてし 人の命の 惜しくもあるかな 右近 |
なにかと目立ちたがりの姫丸様は、人に忘れられてしまうことを心配し、生来の宴会好きですから、宴会を仕切るのが命、八面六臂の活躍です。061206 |
39 | 浅茅生の 小平の野原 しのぶれど 血吸いすぎてか 若者恋し |
浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき 参議等 |
雑草がほんの少し生えている小平姫家の周辺です。寂しい限りです。これもこれまで若者の生き血を吸過ぎていたからでしょうか?東北や唯、メリットなどの若者の血が恋しい限りです。061230 |
40 | しのぶれど 色に出でにけり わが聴牌 字牌双ボと 人の問うまで |
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は ものや思うと 人の問うまで 平兼盛 |
誰にもわからない待ちだろうと、隠したいのですが、ばれてしまいます。ケチなので、字牌の対子を捨てられず、双ボ待ちになってしまうのです。061021 |
41 | 無駄遣い わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか |
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり 人知れずこそ 思ひそめしか 壬生忠見 |
また、こっそりPCを買い換えてしまった。わが名(=世間の噂)が、まだき(=すぐに)たってしまった。誰にも知られないように隠していたのに...061104 |
42 | 契りきな かたみに袖を しぼりつつ お馬鹿娘は 世に目覚めたり |
契りきな かたみに袖を しぼりつつ 末の松山 波越さじとは 清原元輔 |
別れの時は袖になみだを拭きながらまたすぐ会えると約束したのに、お馬鹿娘は、世間にすぐ目覚め、姫様の干渉からさっさと抜け出たのでありました。めでたしめでたし。061230 |
43 | チョンボして のちの心に くらぶれば 昔はものを 思わざりけり |
逢いみての のちの心にくらぶれば 昔はものを 思わざりけり 権中納言敦忠 |
またチョンボをしてしまった。その後の悲しい気持ちに比べれば、以前のちょんぼは、なんとも思っていなかったのと同じであったなあ。とは言っていますが、なんも反省していないので、また明日もするでしょう。061213 |
44 | 上がることの 絶えてしなくは なかなかに フォーク正義をも 恨みざらまし |
逢うことの 絶えてしなくは なかなかに 人をも身をも 恨みざらまし 中納言朝忠 |
東風で上がることがなかなかできません。フォークや正義のつれなさも恨まないところだけど、初心者が振ってくれるもんで、止められないのです。弱い者いじめが、だーい好き。061106 |
45 | あわれとも いふべき人は 思ほえで 腰痛苦しく 一人寝さみし |
あわれとも いふべき人は 思ほえで 身のいたづらに なりぬべきかな 謙徳公 |
私のことを、かわいそうだと言ってくれるような人は思い浮かばない。ただ宴会疲れの腰痛で、一人寂しくイタイイタイとわめきながら腰を丸めて寝るだけです。061115 |
46 | 由良のと 渡る船人 かじをたえ 行くえも知らぬ 東風の道 |
由良のと 渡る船人 かじをたえ 行くえも知らぬ 恋の道かな 曽禰好忠 |
由良の瀬戸を渡る船人が、 舵がなくなって行き先がわからなくなったように、姫様の東風荘の道はお先真っ暗ですな、こんなことをやっているようでは。061207 |
47 | 観葉樹 しげれる宿の 不気味さに 人こそ見えね あわれ妖怪 |
八重葎 しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり 恵慶法師 |
姫様の家の中は観葉樹が覆い茂り、昼なお暗いたたずまいであります。尋ねる人なく、寂しく孤独に煙草をふかす妖怪でありますことよ。061022 |
48 | 風をいたみ 鶏がらゆえに 飛んだのと 負けた言い訳 思うころかな |
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ くだけてものを 思うころかな 源重之 |
冬の低気圧が台風なみに発達しものすごい風でした。この風のために、鶏がらなのでぶっ飛んだのだと、東風での負けの言い訳ができると思う今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?さ(きっこの日記風)。061230 |
49 | 休日の 誘い誘われ 買い物外出 昼からビール 串焼きも添え |
みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え 昼は消えつつ ものをこそ思へ大 中臣能宣 |
休日です。隣の奥様と外出。買い物を楽しみ、串焼きとビールの昼食です。優雅ですな。061103 |
50 | また負けて 惜しくてわめく 常套句 あっちの方は 酸っぱい葡萄 |
君がため 惜しからざりし 命さえ 長くもがなと 思いけるかな 藤原義孝 |
いつものことです。「いいの、あっちの葡萄は酸っぱいから欲しくないの」ですな。061227 |
51 | かくとだに オーラス逆転 聴牌も さしも知らじな あせる思ひを |
かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを 藤原実方朝臣 |
オーラス逆転聴牌です。誰にもわからないでしょう。このあせっている気持ちを。そりゃ誰にも分かりませんよ。チョンボだというのは。061229 |
52 | 時来れば またできるとは 知りながら なほうらめしき らす~♪の連続 |
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら なほうらめしき 朝ぼらけかな 藤原道信朝臣 |
朝出勤時間前にうちました。また翌日打てるとは知りつつも、こうまでらす~♪が続くと恨めしいと思う 今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(きっ この日記風)061106 |
53 | 嘆きつつ ひとり寝る夜の 腰痛は いかにつらき ものとかは知る |
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くる間は いかに久しき ものとかは知る 大将道綱母 |
週末ドンちゃん騒ぎしたので、翌々日に(翌日ではないのは歳だから)腰が痛くなり、寂しく寝る羽目に陥りました。このつらさは、誰がわかるでしょうか?自業自得だから誰にもわかりませんね。おかげでこの週末の北海道への観光旅行危うし。061114 |
54 | 忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 詐欺行為 |
忘れじの 行く末までは かたければ 今日を限りの 命ともがな 儀同三司母 |
どうせ、騙された人の「いつまでも忘れない」という言葉が実行されるのはかたい=難しいにきまっているからと、高をくくって、また今日も詐欺を働くのであります。毎日やっているので、東風の諸君は姫丸様を詐欺師とすでに認識しているのにね。061214 |
55 | ロンの音は 絶えて久しく なりぬれど チョンボの声は なほ聞こえけれ |
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど 名こそ流れて なほ聞こえけれ 大納言公任 |
なかなか和了れませんが、チョンボ と姫様のPCが叫ぶのは しょっちゅうなのであります。061203 |
56 | あらざらむ この世のほかの 思い出に 今ひとたびの 東風トップ |
あらざらむ この世のほかの 思い出に 今ひとたびの 逢ふこともがな 和泉式部 |
東風荘では、初めて打つ若者に対して、ポンコツ心臓で、 あらざらむ=もう死ぬから この世の思い出にせめてトップに、とだまし、生き血を吸いRを上げるのを常としている妖怪です。誰がって?姫様のことですよ。061029 |
57 | めぐりあひて 冷蔵庫とびら 閉じる前 雲がくれにし お馬鹿息子は |
めぐりあひて 見しやそれそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かな 紫式部 |
ようやくめぐり合ったかと思ったら、お馬鹿息子は冷蔵庫のウインナーソーセージを見つけると、扉を閉じたか閉じないかの間に、姫様の干渉の言葉を嫌って豚ずらするのであります。061230 |
58 | 姫家の 隣の畑 風吹けば 哀れ若者 白骨累々 |
有馬山 猪名の笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする 大弐三位 |
妖怪姫は若者の生き血を吸って生きています、その犠牲者は姫様の家の隣の畑に捨てられているので、木枯らしが吹くと、その白骨がむき出しになるのです。ホラーですねぇ。061110 |
59 | 東風の 負けが続きて さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな |
やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな 赤染衛門 |
解説は無用でしょう。負けが続き、そろそろ運がむいてくるはずとおもいつつ 月が西に傾くまで(明け方まで)若者、ど素人さんを相手に打つのであります。061218 |
60 | 腰痛で いく野の道の 遠ければ たどりつけるか 北の温泉 |
大江山 いく野の道の 遠ければ まだふみもみず 天の橋立 小式部内 |
宴会ドンちゃん騒ぎの「つけ」が原因の腰痛が続いています。それでも、予約した北海道ツアーには、なにがなんでも行くつもりです。なんせ強欲でうすから「キャンセル」という単語は姫様の辞書にはないのであります。061116 |
61 | いにしえの 新小岩での 浪費癖 けふ小平に 続きぬるかな |
いにしえの 奈良の都の 八重桜 けふ九重に にほいぬるかな 伊勢大輔 |
昔育った新小岩の脱税家族での浪費癖が抜けきれず、小平に嫁にきても、止まることかないのです。061023 |
62 | 夜をこめて つくりしリボン 目がしょぼれ これも宴会 出たいがために |
夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも よに逢坂の 関はゆるさじ 清少納言 |
なんとか虐待反対とかいうボランティアの仕事で夜な夜なリボン作りです。これもボランテイアの会議と称する宴会に出たいがためです。目はしょぼれ肩がこるのですが、宴会の二文字があると頑張っちゃうのです。061022 |
63 | 今はただ あれがほっちー とばかりを 人づてならで 買い物に行く |
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで 言ふよしもがな 左京大夫道雅 |
ただ闇雲に、ネットでみつけた役立たずの小物、人に聞いた便利グッズ、ほっちー のであります。もちろん他人に依頼して買い物の楽しみを放棄するようなことはしません。すぐ飛び出して買い物へ。浪費三昧。061204 |
64 | 朝ぼらけ 煙草の煙 たえだえに あらわれたる もじゃもじゃ頭 |
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに あらわれたる 瀬々の網代木 権中納言定頼 |
明け方に、昨日遅くまで吸っていた煙草の煙がたえだえに=次第に消えていった のはいいのですが、そこから現れたのは、昨日の宴会疲れで、髪の毛がもじゃもじゃになっている寝ぼけ眼の姫様なのでありました。061209 |
65 | 恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 賭けに朽ちなむ 強欲のため |
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを 恋に朽ちなむ 名こそ惜しけれ 相模 |
恨む気力も失って、涙を乾かす間もない袖さえ惜しいのに、懲りずに東風で打つのですが、強欲は変わらず、また朽ちてしまうのであります。061028 |
66 | もろともに あはれと思へ 姫丸を 強欲詐欺で 非難ゴウゴウ |
もろともに あはれと思へ 山桜 花よりほかに 知る人もなし 前大僧正行尊 |
東風荘での悪徳主婦連合の代表、姫丸の名は知れ渡っています。非難ゴウゴウで、傍からみるとあわれと思うところですが、本人(あるいはそのグループ)は、鼻でせせら笑っています。061125 |
67 | 冬の夜の 夢ばかりなる もみのきの そばに立たなむ 子こそ懐かし |
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に かひなく立たむ 名こそ惜しけれ 周防内侍 |
クリスマスツリーの傍に子供たちが立っていた頃は、ほんのはかない夢であった。いまでは、子供たちは、さっさと独立してしまった。あー、何故、旦那も含めていなくなってしまったんだろう、と、反省もなくなげいている今日このごろです。061226 |
68 | 心にも あらでうき世に ならがえば くやしかるべき あの振込み |
心にも あらでうき世に ならがえば 恋しかるべき 夜半の月かな 三条院 |
先月から続いた宴会は、さらに師走に入ってもさらに続く。疲れた。くたくただ。胃も痛い、腰も痛い。もう死にそう。でもこればかりはやめられない。だから、我が意に反してこの世に生き長らえたなら、あのときトップだったのに、正義にふってらす~♪に転落したのが悔しくおもいだされるだろうな。061212 |
69 | 嵐しか することできず 負け続き 強欲主婦の 嘘涙雨 |
嵐吹く 三室の山の もみじ葉は 竜田の川の 錦なりけり 能因法師 |
卑しい根性の持ち主である強欲主婦すから、東風荘、終盤になって、負けていると、正義にはトップをとらせまいと、知らない人に当たれとばかり牌を捨てるような「荒らし」しかできなくなるのです。嵐=荒し→雨にかけています。061108 |
70 | さびしさに 庵立ち出で ながむれば かなたは明るい 秋の夕暮 |
さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ 良暹法師 |
さすがの妖怪も、暗い庵で一人だと 寂しくなったようで、外にでて、あたりをながめると、他の家々には明るいともし火が見え、一家団欒の様子。益々寂しさがつのる秋の夕暮れでありますことよ。061103 |
71 | 夕されば 腹がすいたと わめけども 誰も答えず 秋風ぞ吹 |
夕されば 門田の稲葉 おとずれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く 大納言経信 |
夕方になって、お腹がすいたので わめいてみたけれど、お馬鹿娘も、息子もいないし、旦那には逃げられちゃっているし、隣の隣の回転寿司に車で行くのもいやだし、と我侭ですが、誰も応答してくれないのだかしょうがない。寒いですなぁ。061211 |
72 | 音に聞く 仕切り大好き 姫丸の 一言多く 白けぬるかな |
音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ祐 子内親王家紀伊 |
噂通り、姫丸様は、宴会大好き、仕切り大好きですが、その一言のため宴会が白けちゃうことがしばしばです。061028 |
73 | オーラスで やっと役満 聴牌にけり 紫雲の霞 立たずもあらなん |
高砂の 尾の上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなん 権中納言匡房 |
ぼろまけだったのに最終局でようやく役満貫聴牌。が。たばこの煙がじゃまでよく見えない。煙よ立つてくれるな、正義よ振っておくれ。だそうで、タバコやめなさい。061228 |
74 | 憂かりける 他人を無視し 姫あらしよ はげしかれとは 祈らぬものを |
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ はげしかれとは 祈らぬものを 源俊頼朝臣 |
東風荘では、姫が正義にに振らないようにと心配しているフォークを無視して、あらしのごとく、自己中姫は自分の都合だけで打つのであります。その自業自得ぶりをご覧あれ。061217 |
75 | 浪費すぎ さすがの財布も 軽くなり あはれ今年の 秋もいぬめり |
契りおきし させもが露を 命にて あはれ今年の 秋もいぬめり 藤原基俊 |
宴会、旅行と遊びすぎて、さすがの姫様の財布も軽くなり、ああ、今年の秋もまた例年通りの浪費だけで(いぬめり=)すぎてしまったようだ。.061120 |
76 | 商店街 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 欲しい商品 |
わたの原 漕ぎ出でて見れば ひさかたの 雲居にまがふ 沖つ白波 法性寺入道前関白太政大臣 |
商店街にくりだしました。雲と見まがうばかりの ほっちー商品群。またもや浪費を止められないのであります。ひさかたの は雲にかかる枕詞でございます。061230 |
77 | 年の瀬に 掃除をせむと 思いしも またよごれると 今年もさぼる |
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思う 崇徳院 |
姫丸家では、現在姫様だけが住んでおります。正月には、逃げた旦那や子供も、姫丸様の怒りを収めるため、一時来るかもしれません。そのためにも大掃除が必要ですが、例年のごとく、またすぐよごれるからといって、掃除機で丸く掃除をするだけなのであります。061225 |
78 | 宇都宮 かよふ餃子の 食べ過ぎに 酔いが回って 大宮の関 |
淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に いく夜寝覚めね 須磨の関守 源兼昌 |
宇都宮での餃子パーティです。飲んで食べて騒いで、帰りの新幹線、乗り継ぎの大宮駅で酔い潰れたのであります。いい年して恥ずかしくないのですかね。若い女の子が酔い潰れるのはよく見ますが、さすがに老年のは…。潰れたのではなく、大宮駅を潰したというSEGAの旦那の解釈が、近年は有力です。061125 |
79 | 鼻の穴 たなびく煙 絶え間より もれ出づる姫の 影ぞ恐ろし |
秋風に たなびく雲の 絶え間より もれ出づる月の 影ぞさやけき 左京大夫顕輔 |
タバコをぷかぷか。その煙の中に存在する妖怪のなんと恐ろしいことか。061026 |
80 | 長くない 染めて変えた 白髪の 乱れて今朝も チョンボを重ね |
長からむ 心も知らず 黒髪の 乱れて今朝は ものをこそ思え 待賢門院堀河 |
元歌の「名がからむ」は黒髪につながる言葉ですが、姫丸様の髪は染めてパーマをかけたもじゃもじゃで、それもさらに、心のように乱れ、チョンボを繰り返すのであります。061224 |
81 | ポンポンと 鳴きつる方を ながむれば ただ妖怪の 煙ぞ残れる |
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば ただ有明の 月ぞ残れる 後徳大寺左大臣 |
姫様がまた、なき始めました。鼻から出るタバコの煙に隠れ、その姿はおぼろげですが、その心が強欲であることは、見透かされています。061027 |
82 | 強欲に さても命は あるものを 腰痛にたへぬは 涙なりけり |
思いわび さても命は あるものを 憂きにたへぬは 涙なりけり 道因法師 |
腰痛なのに、強欲根性丸出しで、旅行キャンセルするのがいやで、北海道にいってきましたが、腰痛のつらさに堪えることができず、こぼれ落ちる涙なのでありました。061119 |
83 | 世の中よ 道こそなけれ 思わずに なげ捨てた牌 Rぞなくなる |
世の中よ 道こそなけれ 思い入る 山の奥にも 鹿ぞなくなる 皇太后宮大夫俊成 |
強欲欲主婦には、この世の中には逃れる道はないのだ。考えもせずに 牌を捨てて、うーん といつものようにうなっておしまい。野菜も食べないと便秘になるよ。061105 |
84 | ながらえば またこのごろや しのばれん チョンボの声も 今は恋し |
ながらえば またこのごろや しのばれん 憂しとみし世ぞ 今は恋し 原清輔朝臣 |
「もしこの世に生きながらえるならば、振ってばかりいるこの頃も懐かしく思うのだろうか。チョンボばかりだった過去も今では恋しいのだから。」だそうで、心配することはありませんよ。石ころ脳味噌、ポンコツ心臓、穴だらけの胃、腰痛では長生きできそうにないんだから。061210 |
85 | 夜もすがら 宴会騒ぐ 毎日で 昼のひまさへ 次の企画を |
夜もすがら もの思うころは 明けやらで 閨のひまさへ つれなかりけり 俊恵法師 |
連日連夜、夜通し宴会で騒いでおり、昼間の暇なときは、次の宴会のことばかり考えている今日この頃であります。姫さまの忘年会は、11月に始まる2ヶ月もの長丁場ですので。061208 |
86 | 嘆けとて いわれて思う 自業自得 かこち顔なる 嘘涙かな |
嘆けとて 月やはものを 思はする かこち顔なる わが涙かな 西行法師 |
そのらす~♪の原因は自業自得なのだから嘆きなさいと言われ、かこち顔 =うらめしそうな顔をしますが、嘘涙で、反省はまったくないのであります.。061029 |
87 | 舌の根も まだひぬうちに チャット欄 新たにのぼる 姫丸の嘘 |
村雨の 露もまだひぬ 真木の葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ 寂連法師 |
東風の奇妙な家族にはすぐわかる解説無用の歌ですな。そのままです。詐欺師姫丸と呼ばれるのも「むべなるかな」ですな。061025 |
88 | 筑波路の お馬鹿娘が 仮足に みをつくすとは あってなるまじ |
難波江の 芦のかりねの ひとよゆえ みをつくしてや 恋わたるべき 皇嘉門院別当 |
家出して筑波に行ったお馬鹿娘は足を得ました。姫様は、仮に、とは思っているのですが、お馬鹿娘のほうはどうもちがうようで、みをつくしているようだ、と嘆いている今日この頃です。061223 |
89 | 玉の緒よ 絶えなば絶えね ならがえば 浪費魂 よわりもぞする |
玉の緒よ 絶えなば絶えね ならがえば 忍ぶることの よわりもぞする 式子内親王 |
わが命よ、尽きてしまうなら、さっさと尽きてしまえ。このまま長生きすると浪費根性が弱って困るから。と自らの浪費魂を賛美する今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(きっこの日記風)061107 |
90 | 見せばなや 逆転チャンス 四暗刻 聴牌せしも らす~♪かわらず |
見せばなや 雄島のあまの袖だにも ぬれにぞぬれし 色はかわらず 殷富門院大輔 |
どけちち故、対子が切れず暗刻になり、逆転チャンス! 人に見せたいものだ。が、当然和了れず、らす~♪なのでした。061219 |
91 | ポンポンと 鳴く霜夜の さむしろに 続きしラスに ひとりかも寝む |
きりぎりす 鳴く霜夜の さむしろに 衣かたしき ひとりかも寝む 後京極摂政前太政大臣 |
東風荘ではポン、ロン、チョンボと騒いだ霜の降りる夜でしたが、結果はらす~♪が続き、家族もいないので、寂しく一人寝なのです。061101 |
92 | 姫袖は 潮満に見える 沖の岩 人こそ知れる 濡れることなし |
わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の 人こそ知らね かわく間もなし 二条院讃岐 |
東風でらす~♪になると、すぐ泣き、袖が濡れたといいますが、沖の岩が満潮でも濡れることがないように、誰でもがすぐわかる嘘で、袖が濡れることは全くないのであります。061031 |
93 | 世の中は 常にもがもな 手帳には 今日も宴会 明日も宴会 |
世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小船の 綱手かなしも 鎌倉右大臣 |
手帳を見ると連日の忘年会、そして結婚式まである。うれしいな。このように宴会スケジュールが一杯であるような世の中は常に変わらないものであってほしいなぁ。061216 |
94 | 秋風に おかまいなしの 浪費行 ふところ寒く 腰痛つらし |
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて ふるさと寒く 衣うつなり 参議雅経 |
晩秋の休日です。例によっておでかけ、浪費。その結果、冷たい秋風に吹かれて帰宅しましたが、財布は空っぽ。また腰痛がひどくなるところですが、勿論、一夜明ければ、反省なんかしていませんので、元気一杯に浪費を重ねるのであります。061123(勤労感謝の日) |
95 | おほけなく もらった2千 すぐ落とし 嘘で用意す 墨染の袖 |
おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつそまに 墨染の袖 前大僧正慈円 |
おほけなく=身分不相応に、フォークからもらったR2000、あっというまに使い果たし、反省して尼寺へ行くという そぶりをみせるために 墨染の袖を買うつもりです。袈裟なんか買いませんよ。黒いドレスですよ。06103007:29 |
96 | 東風の 嵐の非難 雨霰 ふりゆくものは わが身なりけり |
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 入道前太政大臣 |
東風荘では、また負け続き。やけくそで荒しを繰りかえし、雨霰と非難を浴びていますが、そんなことをしても、ただ我が身は古び老いていくだけなのであります。雨が降る、ふりゆく(古くなる)をかけています。061123 |
97 | 来ぬ牌を 待つ身のつらさ イライラで タバコは落ちぬ 裾も焦げつつ |
来ぬ人を まつほの浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ 権中納言定家 |
東風荘も終盤です。また負けていますが、逆転のチャンス。この牌がくれば...身を焦がすのはいいのですが、タバコも落ちて裾が焦げちゃうのであります。061122(himemaru) 薄物の上着の裾を焦がした事あるわ だって。事実だそうで。 |
98 | 風そよぐ 小平どぶ川 はまってみるが みそぎ効果が 出るわけもなし |
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりけり 従二位家隆 |
姫様は日ごろの罪を清算すべく、身を清めたいとは、思うところですが、近所のどぶ川にはまっても、無理でしょう。クリーニング屋にいくだけのことです。061105 |
99 | また負けて 人も恨めし あぢきなく 自己中のみの 我侭の身は |
人も惜し 人も恨めし あぢきなく 世を思うゆえに もの思う身は 後鳥羽院 |
東風ではまた負けました。正義やフォークが恨めしいことで、「あぢきなく」= 思うようにならずおもしろくない。自己中の我侭なのを横においている今日この頃、皆さん、いかがお過ごしですか?(きっこの日記風) |
100 | ももしきや い出でし旦那 しのぶにも なほあまりある 昔なりけり |
ももしきや 古き軒端の しのぶに なほあまりある 昔なりけり 順徳院 |
「ももしき」とは宮中のことですが、姫の場合は、「家を出て行った旦那の股引を見るにつけても、しのんでもしのびきれない昔の(子供もいた時代)ことであるよ。」という、まことにはしたないものになってしまうのです。新小岩生まれなので ひ と し の区別ができません。061022 |
姫丸様作成の番外悪魔の駄作編
姫作
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元歌
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解説
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1 | 君がため東風の場にて牌をつもる 我がキーボードに涙降りつつ |
君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇 |
正義のために東風で打っていて で 私のPCのキーボードが涙にくれるの。正義の意地悪でで私が涙にくれるのよ。061015(本人による大嘘解説) |
2 | 馬鹿つきは うつりにけりな いたずらに ツモ牌場に振る 聴牌せしまに |
花の色は うつりにけりな いたずらに わが身世にふる ながめせしまに 小野小町 |
意味がわかりませんな、元歌はわが身をなげいているのですからな。ただ言葉を並べただけです。061014 |
3 | 筑波嶺の 正義のPCに 心あらば 今ひとたびの ロンをまたなん |
小倉山 峰のもみじ葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ 貞信公 |
うーん 正義のマウスが間違って 隣を切るのを待つの061103(本人の解説です)運だけの東風ですからな。 |
4 | 牌みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一人の ロンにあらねば |
月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ わが身一つの 秋にはあらねど 大江千里 |
大きいのが 上がれた~ と思ったら なんと 正義もロンで親まで流れた悲しさ061103(本人談)なぜそういうことになるかがわかってないのです。正義やフォークは姫に危ない牌を押さえて、回すからですね。 |
5 | 心あてに ふらばふらなむ ちんいつ聴牌 捨てまどわせる 赤五牌 |
心あてに 折らばや折らむ 初霜の 置きまどわせる 白菊の花 凡河内躬恒 |
私のって 素直な読み口だわね061103(本人談)どて。赤牌を捨ててまどわしてると信じているようです。これが東風荘3万試合の経験者の考えですかね。 |