2002年12月30日
成田までまずは行かないとしょうがありません。筑波から車でいきました。何回も通った道ですが、以前は車2台がすれ違うのが大変なとこがあったりしましたが、ずっとよくなりました。
まず最初の写真は成田国際空港の天井の写真です。あんまりみたことないでしょ? 日記の最後にある上海浦東空港の天井のほうがきれいです。はい。 |
さって飛行機に乗るのは、もうあたりまえのことで、なんにも変わったことがあるわけがありません。とはいうものの国際線にのるのはえーと2年ぶりで、乗ったひこーきにはエコノミーなのに各席に液晶パネルがあってゲームや映画をみることができました。て、映画の案内をみたときはビジネスクラスだけかと思っていたので、クリントイーストウッドの映画に気がつかず、みてたら時間がたりなくなっちゃって、最後の結論がわからなかった。推理映画なのに....とほほ。 帰の便は当然ながら違う映画なんで、どこかで見ないといけないな。
はい上海浦東国際空港に着きました。うへ、きっちゃねー 空。迎えににきてくれた上海人に
「これはスモッグだろ」てきいても 「違うこれは霧だ、今日はくもりだからね」だって。 そういわれたら反論できません。 でも帰国してみたらシャツの襟が黒かったから明らかにスモッグだ。一行は4人。ガイドをしてくれる上海人を含めて5人ですのでタクシー1台では無理。というわけで7人のれる えーと ワンボックスタクシーに 乗りました。浦東国際空港から上海市内まで数十キロ。大体成田 -東京みたいな感覚です。が、成田ー東京間とはちがい、周りの景色はロンドンのヒースローから市内までの景色のほうに近いですな。 荒れ地にどんどんアパートを建築しています。タクシー代は161元でした。2000円くらいですかな。大体日本の1/5でしょう。シャトルバスだと20元以下 のようです。 白タクはいないようでした。ロンドンではいっぱいいましたが。 |
開発地を横切っていきます、高速道路というか、速度制限の標識がないから一般道かよくわかりません。 「中国に有料道路があるのか?」ときいたら「ある」との返事ですが、結局今回の旅行では一回も有料道路を通りませんでした。日本だったらどう考えても有料だと思うようなとこも ただ です。あたりまえですね。なんたって共産国なんだから。走ってる車は日本車とドイツ車ばっか。何故か日本の軽てのはあまりみません。スピードは80Km/hくらいですが、その運転のすさまじいこと。レーンを合図なしで変えるなんてのは当然で、並んで 走っていても隣の車よりすこしでも鼻先が前だったら平気でその隣の車のレーンに割り込みます。警笛をブーブー鳴らすのは当然。前の車にくっついたらすぐパッシングライトつけて どけどけ です。もちろんシートベルトなんかつけません。道は混んでいるわけではないので、とばしたってたいして時間は変わらないとおもうのですが... |
タクシーは一人でのるときは助手席にのります。これが中国風です。あ、この写真はうしろにも載っているけどね。
んでもって、まず命が縮みましたが、なんとかホテルにたどりつきました。
そうです。おなじみのおじさんがいるレストランが1階にあります。フライドチキンを漢字に直すとこうなるんですね。というわけでホテルのロビーはフライドチキンのにおいが充満してます。一応壁でしきられているんですがね。上海の長城の暇日のホテルという意味ですね。
この名前は意味をつけて翻訳してます。これとは別の建物が隣にあって、そっちがもとのHolidayInn
でこっちは万里の長城別院という感じです。上海駅のすぐ目の前にあります。中は普通のホテルですね。このツアーでは一泊ツイン1部屋1万3000円位という契約でした。日本のシーズンですから高いようです。
日本ではカタカナになる外国語は中国では基本的には発音に似た漢字を充てて、意味を充てるのではないということになります。 前もってインターネットで調べたら各室の設備に電話と並んでインターネットてあったので、UTPケーブル持参だったんだけど、なんてことはない。電話線のコネクタが別についていますよ ということでした。同じ回線なので、ネットにつないでいるときは、電話がつかえません。 9, 8888 にかけて ユーザ ID 8888 パスワード 8888 てのをフロントで聞き出して、つなぎました。28kか32kbps と表示されましたので、まあまあですね。 フロントでは英語が通じたので市内でもなんとかなるかなと思ったのですが、英語はほとんど通じませんでした。 |
ホテルのチェックインは夕方でしたから、すぐ夕食です。もちろん中華料理ですね。
まだ、右も左もわからないうちにタクシーでレストランへ。苔聖園酒家 Tai Sheng Yuan Restaurant。有名レストランらしい。
入り口から入ると金魚がいっぱい泳いでいるでっかい水槽があってそこにロビーがある一流レスランです。 |
この3人に役割分担はあるようです。当然か。一人が注文をメモするひと(右端)。左端が上役で料理の説明をする人。真ん中はよくわからない。でも3人くるのです。何故ですかね。まず何を注文するかの議論が始まります。30分はかかります。あきらめてください。客がどんなにおなかが減っていても、関係なく際限なく続くのです。 ここでは、ごちそうになったので、どのくらい支払ったのかわからない。案内の旧友の上海人とその友達二人が加わって合計7人で食べました。関係者の顔はかくしてあります。 |
んでもって、上海なので当然のことながら食べたのは上海蟹です。これです。調理室の一番下っ端がちゃんと客のとこまでポリバケツにいれて持ってきて大きさを確認するわけです。 特大です。て、これじゃ大きさがわからないか。ほかの安いレストランでみたときはももっと小さかったので、わかりました。
|
さって料理がどんどん運ばれ、おしゃべりと何回もの乾杯がはじまります。 個室で食べてるのがわかるでしょ。 左から、アサリの酒蒸し(に相当する物でアサリではない。もっと大きくて甘い貝でした)、中央がなんだっけ、そしてガラスの器に入っているのが沢エビの躍り食い、真ん中下が鶏肉をつかったチリソースです。 基本的に上海料理は海産物があまりありません。魚もエビもみんな淡水産です。 味は辛くなく、甘すぎるわけでもありません。 |
左端のガラスのボールはお茶で蟹を食べるときに使うフィンガーボールです。飲み物ではありません。大きな皿が蛇の唐揚げ、その右の黒いのが蛇の皮、その右が野菜の炒め物でなんという野菜がわからん。右奥が豚肉の角煮。その手前があさりの酒蒸し。手に持っているのが上海蟹。大きさがわかるでしょ。淡水の蟹なのでこのくらいが最大でしょう。料理はまだありました。日本の豆腐とはちがって堅い豆腐をきったものを野菜と炒めるというのが必ずでてきましたな。 |
あのね。誰れかが想像するようなとぐろを巻いた蛇の唐揚げてのがでてくるわけじゃないのね。中華料理では。姫丸家ではとぐろを巻いてるのがいるかもしれないけど。あ、とぐろを巻いているのはこたつにはいってパソコンに向かっている姫のことだけど。
というわけで、くてんぐてんに酔っぱらって腹いっぱいになって最初の夜は終わったのであります。