クメール風チキン

敬老の日というわけで クメール風チキン

 カンボジアというと、タイでもないベトナムでもないその中間で、何が独特かわからん。内乱が続いて日本に情報が流れなかったからだ。アンコールワットとカボチャしかイメージがない。

 クメール・ルージュが崩壊して国内が安定し、最近は日本人も観光で行くようになった。
 そのような知人からの香料のお土産を使ってみました。


 胡椒は普通の黒胡椒粉末、AMOK ?なんじゃ?クメール料理の総称らしい。AMOKで検索すると、色々なカンボジア料理を
AMOKと呼んでいる 。6種類の香料を混ぜたものだ。コリアンダーが主成分か?

乾燥レモングラス粉末。生のレモングラスは国内のタイ料理食材店で手に入る。
 

 カンボジアの野菜なんか手に入らないし、カンボジアに行ったことも住んだこともない日本人の常識的観点から作ったものなので、カンボジア風ということになります。

 これが、お土産の香料セット。

黒胡椒、AMOK、乾燥レモングラス粉末

というわけです。バナナかなんかの葉っぱで作った籠に入っている。お土産そのものだ。

 鶏腿肉をぶつ切りにして、塩胡椒とAMOK粉末をふりかけ、

 サラダ油とともにポリ袋に入れてマリネします。1時間。室温。
  二人前の材料

 鶏腿肉1枚、タマネギ 1/4ヶ、ニンニク 2片、しょうが 1片、青ピーマン 1ヶ、赤ピーマン 1/2ヶ、砂糖大匙 1、唐辛子 好きなだけ

鶏がラスープ(の素を溶かした) 1/2カップ、ナンプラー 大匙 1、塩、胡椒、AMOKの粉(なければ、クミン、コリアンダー)

 フライパンにサラダ油を入れて、マリネした鶏肉を皮目から焼く。皮が色づいたら、ひっくり返して、蓋をして、白ワイン(カンボジアの酒がいいんだろうが知らないから、中国の影響もあるから紹興酒でもいいかな)を入れて蒸し焼き、5分。火は中火に落とす。
 肉に火が通ったら、別に移し、強火にしてニンニクスライス、しょうが微塵切りを加え、
 タマネギスライスと唐辛子、砂糖を加えて炒め、
 鶏ガラスープを加え、ちょっと煮詰めたら、
 鶏肉を加え、千切りの青、赤ピーマンを加えて、
AMOKをさらにふりかけます。香りのほとんどが調理中になくなっちゃうからです。火を止めて盛りつけます。ピーマンに火が通り過ぎないこと。
 鶏ガラスープに背わたを除いたむきエビ、セロリ千切りを加えて炊きます。

 醤油 小匙1、ナンプラー 小匙2を加え、胡椒を振って、味を見て塩を加えます。

 乾燥レモングラスの粉末を振りかけます。生のレモングラスは日本でも手に入りますので、あったら生のほうを。

 緑を加えます。レタスとかなんでもいいです。今回は水菜の芽でした。