チキンカレー

  チキンガレー

 ルーを作ります。

 4人前

 鶏腿 骨付き ぶつ切り 2ヶ 

 たまねぎ 1ヶ

 人参 1本

 にんにく 1片

 生姜 1片

 オリーブ油、小麦粉、カレー粉、香料

 骨つき鶏腿ぶつ切り 2ヶを水から炊きます。あく が出るので取り除き、1時間くらい弱火でことことと。

 スープとゆでガラ

 フードプロセッサでこなごなというかすりおろし状態になるまで、たまねぎ1ヶ、にんにく 1片、 生姜 1片をミンチにします。水分がないと、おろし 状態にならないので、いっくらフードプロセッサの刃を回転しても微塵切りから進まないときは、上記の鶏スープを加えます。

 オリーブ油で炒めます。

 水分が飛んで、透明感がでてきたら(茶色になるまで炒める場合もありますが大変なので)、
 フードプロセッサでミンチにした人参1本を加え(人参は水分を加えても、おろした状態にはなりませんから、超微塵切りというとこまでです)、
 鶏スープを加え、出し殻になった肉も、もったいないので、フードプロセッサでミンチにして加えちゃいます。

 トマトピューレをここで加えてもいいです。

 ちなみに、何回もフードプロセッサを使いますが、いちいち洗う必要はありません。

 ヨーグルト カップ1 を加えます

 カレー粉を加えます。

 市販のカレー粉でいいです。

 このあとカレー粉を構成している香料を好みで加えます。

 醤油 大匙1 と塩を少し加えます。味を見ます。

 熱いときの塩味は感じにくいので塩の量が多くくならないように注意します。

 ポリ袋等に小分けして冷凍庫へ。カレールーの出来上がりです。

 鶏腿肉をぶつ切りにして、カレー粉あるいはガラムマサラをまぶし、小麦粉をまぶし、油を敷いたフライパンで表面だけ焼きます。
 カレールーに焼いた鶏肉を入れ、水を少し加えて20分、弱火で炊いてできあがり。

 冷凍カレールーを使って、同じように、牛肉、豚肉、あるいは蝦などを入れたらそれぞれのカレーになります。

 コツは、さらにカレー粉や、辛いのがいやならガラムマサラをさらに加えて、香りをつけるところにあります。

 これで、くたくたになって帰ってきてもご飯さえ炊飯器で自動的に炊き上がっていれば、あるいは冷凍してあったご飯を電子レンジでチンすれば、肉を煮込時間だけでおいしい夕食ができます。

カレー粉

 そもそも、インドでは自宅で好きなように以下の香料を混ぜて作るのだそうで、毎日インド料理を作るわけではない英国人は、自分で配合できないこともあって、あらかじめ配合して置いた香料をつかったわけで、これを英国から輸入・模倣したのがカレー粉になったようです。

 基本的にガラムマサラを用いさらに、以下の香料を適当に加えて、食材ごとにちがった香り付けをするのがおいしいインド料理なんでしょうな。「インド料理 レシピ」で検索したページをみればわかります。

 ですから、自分でカレーを作るときは、市販のカレー粉にさらに以下の香料の好きなものを加えて楽しむのがいいのです。毎日、インド料理というわけにはいかないので、配合の分量なんか、まめに記録できないでしょ?

色をつける

ターメリック(turmeric、うこん):こいつが黄色にする
サフラン(safran):赤くする、高価だ
パプリカ(paprika):赤くする 辛くない赤ピーマン

香りをつける

クミン(cumin)草の種
ナツメグ(nutmeg)常緑樹の種
キャラウェイ(caraway)草の種
ガーリック(garlic、にんにく)草の鱗茎
クローブ(clove、丁字)常緑樹の花の蕾を乾燥させたもの
コリアンダー(coriander)草の種を乾燥させたもの、香草(中国語;シャンツァイ、タイ語;パクチー)
フェネル(fennel、ういきょう茴香)草の実
シナモン(cinnamon、肉桂、桂皮)常緑樹の皮、ニッキの近縁
オールスパイス(allspice、ピメントpimento)常緑樹の果実あるいは実


辛くする

トウガラシ(red pappe、Capsium、chilli)パプリカやピーマンと同じだがカプサイシンを含む
コショウ(pepper)蔓性の草の実を乾燥させたもの。表面の果実部分が黒いのでこれを取り除いたのが白胡椒
ジンジャー(ginger)草の根

ガラムマサラ(garam masala 熱い・暖かい香料):シナモン、クローブ、ナツメグを混ぜたもの

五香粉(ウーシャンフェン):シナモン、クローブ、花椒(サンショウ)、フェンネル、八角を混ぜたもの