いくらの醤油漬

 イクラ 片腹

 醤油、日本酒、味醂、塩

用意するもの

金網、ボール、塩   餅焼きの網とか魚焼くときの網で目は適当でいいです。

 もちろんイクラが通る大きさの目ですね。

塩水(1%くらい)を張ったボールに網をのせます。


イクラですね。筋子とイクラの境目よくわかりませんが、同じものでも卵巣の袋にはいって販売
されているのが筋子だそうです。しかし卵をばらばらにできるのは十分成熟したものですし、
成熟したのが卵巣ごと食卓に出てくることはないので、食べる側にとってはイクラは成熟した
もの、筋子は卵巣ごと塩漬けしたもの という感覚になりますな。
ですから筋子として売ってました。みれば卵を覆う膜がはじけて切れていますので成熟している
のがわかります(誰でもわかるか)s。


イクラを覆う膜を切り裂き、この写真のように開きます。裏側には膜がついてます。


大きいので半分に切りました。写真のように膜を上にして左手でつかみ、
右の手の平で、この写真の親指の右側の部分を網に押し付けるようにして、
左手でイクラを金網でしごくように動かします(写真では左に移動します)。

右手で金網に押し付けるとイクラが金網の目から下にぶらさがるので、
左手で引っ張ると、イクラが金網の目からこぼれ落ちるのです。結構強く押し付けて
も大丈夫です。ほとんど壊れた卵はありませんでした。


金網にイクラがぶらさがっているのがわかりますね。上のピンクのが残った
卵巣を覆う膜ですね。慣れれば片腹15分でできるようになるでしょう。

 
全部のイクラをばらしたら塩水からとりだし(上左)、水で2−3回洗います。つぶれた
卵膜は水につけると白くなって浮いてますから、簡単に取り除けます。
また、膜の一部がまだのこっていてふわふわしてますから取り除きます。
きりがないからいい加減でいいです。

醤油、味醂、日本酒をまぜてイクラを漬けます(上右)。この調味料の割合は好きなように。

醤油だけのもあるし、だし を入れる人もいるし、お好みで。

基本は醤油だけ。酒が気にならない場合は日本酒。これだけでいいです。

1時間ほどつけたら。漬け汁をすて、蓋のある容器にいれて冷蔵保存です。

翌日以降2週間は問題なく食べられます。漬け汁なるべく少なくして冷凍もできます。

 

お湯でやる方法。

お風呂の温度、40度ー45度くらいの塩水(1%くらい)を用意します。s

このなかに卵巣を漬けます。卵巣の膜やイクラを取り巻いている膜が白くなって良く見えるように
なります。指てまめに、この膜を取り除きます。途中でイライラしますから短気なひとはだめですね。
金網より丁寧にやることになり、時間がかかります。

あとは上記と同じです。