筍御飯と里芋の鶏挽肉煮

材料 二人前

 米  2合
 筍(小) 1本
 米ぬか  ひとつかみ
 鷹の爪 2−3本
 椎茸 2枚
 油揚げ 1/2 枚
 昆布だし 2カップ
 醤油 大匙1
 日本酒  大匙2
 塩  小匙1/2
 

筍は先端を斜めに切り落とし、さらに、先端に縦に 割れ目をいれるように包丁をいれ、米ぬかと鷹の爪とともに水から炊く。沸騰したら弱火にして鍋に蓋をして、1時間も炊けばいいでしょう。なるべく新鮮な 筍がいいけど、スーパーじゃどうしようもない。米ぬかも袋にはいってただでくれるから、新鮮と信じて使うしかない。その辺に竹藪があったら ほってもいい。掘り出す労力に比べたら売ってるほうがやすいけど、掘り出した方がおいしい。 竹藪の手入れがしてあればね。

炊けたら、水にとり、米ぬかを洗い流して、食べられない外側の皮をむいていく。どこまでも むけちゃって 中身が無くなっても知らないよ。

根本の いぼいぼ のついた方は、輪切りスライスにしてから銀杏型などに切る。
ほかのとこは 適当に スライスする。 1本丸ごとだと米2合じゃ多すぎる。余った筍は、厚手のポリ袋にいれ、水を加えて 電子レンジでチンする。 熱々のうちに袋を閉じれば冷蔵庫で1ヶ月はもつ。

今回は筍に油揚げ、椎茸を入れてみた。いずれも千切りとかスライスにしていれる。人参とか鶏肉を加える場合もある。なんでもいい。

釜に洗った米と筍とその他の具を入れ、醤油と酒、塩を加えて だしで水分量を普通の御飯を炊く量も調整してお釜のスイッチをいれておしまい。

木の芽 をちらして 召し上がっていただく。

あとは お刺身と蛤のお吸い物なんてのがつけば、コース料理だな。でも家庭ではこだわらない。レストランや料亭が正統な食事を出すとは決まっているわけじゃない。焼肉定食が筍御飯であってどこが悪い?

ま、そんな 開き直ってないで ここでは 定番の鶏挽肉と里芋の煮物をつけてみました。


鶏挽肉100g を塩胡椒して、ごま油で軽く炒め、酒(大さじ1)、醤油(大さじ1)、だしの素とかでとったインスタントだし(カップ1/2 )に砂糖(小さじ1)を少し加え、冷凍の里芋パックから食べたいだけの里芋を加えて炊く。煮汁が少なくなったところで水溶き片栗粉をかけて、とろみをつけて おしまい。小分けして冷蔵しておき、食べる直前に電子レンジで温めればいい。冷凍の里芋は一度火が通っているから簡単だ。生の里芋のときはあらかじめ水煮すればいい。

絹さやとかなんか緑のものを添える。この写真は木の芽。