第5日目 最終日 午後2時ころの便で北京から成田へ帰国です。
泊まったホテルは、天安門からまっすぐ東の建国門にある長冨宮飯店、ニューオータニ系列のホテルです。 まずは朝食から。ホテルはどこもバイキングですな。 こんな雰囲気です。背景の庭はビルの南側にあって、これを上の部屋からみると ということになります。 おかゆに漬け物をいれて、麺もとってきて、果物、サラダ、小籠包、牛肉の煮物、グレープフルーツジュース、コーヒー。 出発まで時間があるので、ホテルから歩いてすぐの古現象台という天文台博物館へ。 建国門から南に伸びる道路です。 片道4車線の広々した道路ですが、結構車の量が多い。写真にはないが、左側がホテルで右側が古現象台のあるところです。
城郭を模した天文台のように作ってあります(上左)。道路をどうしても横切らないとたどりつけません(上右)。
立体交差になっていて、どっちから車が来るのかすぐ把握できないので、横断報道を渡るのも恐ろしいところです。現地の人も青信号なのに左右をちゃんと見、緊張して歩いています(上右)。なんとかたどりつきました。
三輪車の二人乗りタクシー。ニュースタンドがありました。 というわけです。ちっちゃな博物館ですな。 建物の上には青銅でできた天文観測器具が並んでいます。雨ざらしでいいんだろうか、など思いますがね。お決まりの記念写真も。
急な階段を降りると下に小さな庭園と小さな博物館があります。古い天文器具とかを集めて並べ、ちょっと解説しただけという小規模な博物館ですな。
日時計があって なんだか柱が南北に台の石に刻んだ直線に沿って設置されていない。何故だろ?
こっちは、左の写真の上の横棒が作る影を水平に南北に細長い目盛りのついた部分で測定するらしい。 多分右に本来なら柱が立っていて、太陽が真南に来たときの、左の湾曲した面(左下)に落ちた柱の先端の影で年暦がわかるのではないだろうか。刻みには夏至とか冬至の文字があった(下右)。
別の庭には もあって自由に触って動かせる。再現して作成したものだからだろうな。 小さな博物館があります。 入るとすぐに があって、星座と中国の地域を対応させた図らしいのだけど、手前の箱のスイッチを押すと対応した星座が光るのだと思い、スイッチを押すのですが、何も起こりません。 他を見物していると、中国人親子がきて、同様にスイッチを押したら点灯しました。
そこで相棒は再度挑戦、点灯しました。なに単なる接触不良ですな。 これはなんだ?解説がない。「兎の持っているパイプに水が通って左のバケツにたまり、でバランスがくずれると、竿が上がってなにかする」とまでは推測したけど、わからん。ほかにも水時計の模型があったからね。 月に兎がいるというのは中国がオリジナルなのね。ヨーロッパはカニだな。 室内には、係員がいるんだけど、新聞よんだり、携帯でおやべりしていたりと、なんだかいまいちの博物館です。英国の前首相ブレアも来たらしい。写真があった。スケジュールが詰まっていたので取り合えず、我々のように、近場の博物館に来たんだろうな。 時間と距離からいってちょうどいい小さな博物館でした。見学を終えて、ホテルにもどり、帰途についたのであります。ホテルの売店で唯一あった料理の本を買いましたよ。レシピがなくて、材料と料理の名前と写真だけで、中国語、英語、ロシア語、日本語表記です。 |